SCS評価制度 総合ガイド
「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」について当社が公開している解説記事39本を、制度理解 → ★取得 → 技術対策 → 費用・体制 → 業界別 → 取得後の運用の順に体系化しました。自社の段階に合った記事から読み進められます。
「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」について当社が公開している解説記事39本を、制度理解 → ★取得 → 技術対策 → 費用・体制 → 業界別 → 取得後の運用の順に体系化しました。自社の段階に合った記事から読み進められます。
情シス365のサイトで、SCS評価制度★3の26要求事項・81評価基準に対する自社の対応状況を診断できます。簡易チェックと詳細チェックの2つのモードがあり、適合率と、対応が必要な項目・その対策が表示されます。全20ページの配布用PDFチェックシートも提供しています。
セルフチェックを始める ↗段階によって読むべき記事も、必要な支援も変わります。該当するものをお選びください
中小企業のサプライヤーに最も多く求められているのは★3です
| レベル | 評価方式 | 位置づけ | 主に求められる企業 |
|---|---|---|---|
| ★1 | 自己宣言 | IPAのSECURITY ACTION(一つ星)に相当する取組み宣言 | すべての中小企業の出発点 |
| ★2 | 自己宣言 | SIEM/SOC、脆弱性管理、ログ保存など5領域の強化 | ★3の前段として段階的に進めたい企業 |
| ★3 | 専門家確認付き 自己評価 | 要求事項26項目。2027年3月頃 運用開始見込み | 大手の取引先を持つ中小サプライヤー |
| ★4 | 第三者評価 | 要求事項43項目。2027年3月頃 運用開始見込み | 重要インフラ・防衛関連のサプライチェーン |
| ★5 | 第三者評価 | 最高位。NIST SP 800-171など国際基準との整合が想定される | 国際的なサプライチェーンの中核企業 |
制度の背景、法的な位置づけ、他制度との違い。「対応すべきか」を判断するための記事群です。
経産省が2026年4月に公表した注意喚起。「取得しないと商取引が規制される」「今すぐ取得しないと入札から除外される」が誤りである理由と、勧誘の見分け方。
制度の背景、評価基準、★1〜★5の5段階格付け、中小企業が準備すべき対策の全体像。
任意の制度であり商取引を規制するものではないこと、政府調達での取扱いが未公表であること、取引先から★を提示された場合の考え方。
申請方法・評価機関・専門家の公開時期と、企業が対応すべきマイルストーンを時系列で整理。
業界ごとの想定水準、政府調達での取扱いが未公表であること、求められている水準から逆算する対応戦略。
3制度の目的・対象・費用・取得期間の違いと、自社に最適な認証の選び方。
★とLevelの対応目安、両制度に効率よく対応するための共通投資と証跡の使い回し方。
★1・★2宣言済みの企業が★3取得に向けて追加で対応すべき項目。
目標★を決め、要求事項に対応していくための実務記事です。まず読むなら★3の要求事項26項目から。
まだ何も着手していない企業向け。SECURITY ACTIONを使った現状把握から★1宣言までの30日プラン。
SIEM/SOC、インシデント対応訓練、脆弱性管理、ログ保存、サプライチェーン管理の実装手順とコスト目安。
確認すべき5点、取得前でも出せる暫定回答の書き方、社内合意の取り付け方。
対象範囲の見落としと記録の不足。「対応済み」と言える3条件を整理。
★3の26要求事項を1項目ずつ解説。自己評価で準拠するためのチェックリスト付き。
自己評価の進め方、申請書類の書き方、よくある躓きポイントと対策。
★3(専門家確認付き自己評価)と★4(第三者評価)の違い、運用開始直前にやるべき準備。
★3との差分、★4が求められる企業の基準、準備期間の見積もりと対応ロードマップ。
想定される要求事項の方向性、NIST SP 800-171など国際基準との整合。
記事を読んで全体像をつかんだ次に必要なのは、自社の現在地を要求事項に照らして測ることです。
BTNコンサルティングは、現状アセスメントからギャップ分析、技術対策の実装、申請サポートまでをワンストップでご支援しています。
Microsoft 365 Business Premiumを利用していれば、要求事項の多くは既存ライセンスの設定で満たせます。
何のログを取り、どれだけ保管し、誰が確認するか。M365での実装と証跡。
初動フロー、連絡体制、外部への報告先と期限、机上演習の進め方。
対象範囲の決め方、保存世代とRPO/RTO、ランサム前提の分離、復元テストと残すべき証跡。
Microsoft 365を活用した具体的な実装手順を要求事項ごとに解説。
Entra ID、Defender for Business、Intune、Exchange の設定項目を要求事項に紐づけて整理。
デバイスインベントリによる資産台帳自動化、コンプライアンスポリシー、BitLocker暗号化の設定。
稟議に必要な費用感と、社内に専門家がいない場合の現実的な進め方。
対象者の範囲、標的型メール訓練の指標、費用をかけずに実施する方法。
設定変更で埋まる範囲と、買い足しが避けられない典型ケース。購入前の判定軸を整理。
技術対策費・文書整備費・外部支援費・第三者評価費の内訳と、補助金を活用した削減方法。
アセスメント型・伴走型・ツール型の違い、選定チェックリスト、比較ポイント。
評価者の資格要件、認定機関、専門家レビューの流れ、専門家がいない場合の対応策。
外部コンサル、お助け隊サービス、MSP活用、Microsoft 365の自動化機能を使った現実的な対策。
制度概要から取得ステップ、技術対策、費用相場、スケジュール管理までを1本にまとめた総括記事。
業界固有の規制や、発注側・被買収企業といった立場ごとの論点。
OT/IT統合環境の対策、工場ネットワーク分離、IoTデバイス管理、段階的な★取得戦略。
自社環境と顧客環境の切り分け、開発環境の統制、再委託先の管理。
現場ごとに変わるIT環境の標準化、図面データの共有、協力会社への教育。
24時間稼働の制約、倉庫の自動化設備、車載端末と私物端末の扱い。
完成車メーカーからTier3までのサプライチェーン全体の格付け管理と自工会ガイドラインとの関係。
FISC基準との重複・差分、金融庁ガイドラインとの関係、既存対策の活用と追加対応。
要求レベルの決め方、取引先の棚卸しから契約反映までの5ステップ、下請法への配慮。
被買収企業のセキュリティレベル評価、格付けギャップの解消、統一ポリシーの策定。
★は取って終わりではありません。形骸化を防ぐ年次運用の設計。
「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」の略称で、企業のセキュリティ対策の水準を★1から★5の5段階で格付けする制度です。サプライチェーン全体のセキュリティ底上げを目的としており、★3・★4は2027年3月頃の運用開始が見込まれています。
法的な義務ではなく、罰則もありません。本制度は、発注者が受注者に必要な対策の段階を提示することを想定した任意の制度です。そのため取引先から★の提示を受ける場面は生じ得ますが、制度が商取引を規制するものではありません。詳しくは義務か?罰則・法的位置づけをご覧ください。
取引先からの要請水準によります。中小企業のサプライヤーで最も多く求められているのは★3(専門家確認付き自己評価、要求事項26項目)です。重要インフラや防衛関連のサプライチェーンに関わる場合は★4が求められることがあります。まず取引先に要求水準を確認することをおすすめします。
目的と評価基準が異なるため、別途対応が必要です。ただしISMS取得済み企業は文書体系とセキュリティ基盤が整っているため、追加対応の範囲は限定的です。詳細はSCS vs ISMS vs Pマークで比較しています。
可能です。★3は自己評価方式のため、外部支援を活用して取得できます。Microsoft 365 Business Premiumを利用している企業であれば、MFA・EDR・ログ管理など要求事項の多くを既存ライセンスの設定で満たせるケースが多く見られます。
★3の場合、現状のセキュリティ対策水準にもよりますが一般的に3〜6ヶ月です。費用は外部支援を使う場合で50万円程度からが目安となります。IT導入補助金やサイバーセキュリティお助け隊サービスの活用も可能です。内訳は対応費用ガイドで解説しています。
「取引先から★3を求められた」の一言から始めていただいて構いません。
現状をお聞かせいただき、必要な対応範囲・期間・概算費用を整理してお伝えします。