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SCS評価制度 総合ガイド

「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」について当社が公開している解説記事28本を、制度理解 → ★取得 → 技術対策 → 費用・体制 → 業界別 → 取得後の運用の順に体系化しました。自社の段階に合った記事から読み進められます。

まず、自社はどの段階ですか?

段階によって読むべき記事も、必要な支援も変わります。該当するものをお選びください

STAGE 1

制度を知ったばかり

取引先から★を求められた、あるいは名前を聞いた段階。まず制度の全体像と、自社に本当に必要かを見極めるところから。

制度を理解する →
STAGE 2

目標★を決めたい

対応することは決まったが、★3で足りるのか★4まで必要なのかが判断できない段階。要求事項の差分を確認します。

★レベル別に見る →
STAGE 3

実装を進めたい

目標が決まり、MFA・EDR・ログ管理などの技術対策に着手する段階。Microsoft 365で何がどこまで満たせるかを確認します。

技術対策を見る →
STAGE 4

体制・費用を検討中

社内リソースだけでは回らない、あるいは稟議に必要な費用感を固めたい段階。費用相場と支援の選び方を確認します。

費用・体制を見る →

★1〜★5 早見表

中小企業のサプライヤーに最も多く求められているのは★3です

レベル評価方式位置づけ主に求められる企業
★1自己宣言IPAのSECURITY ACTION(一つ星)に相当する取組み宣言すべての中小企業の出発点
★2自己宣言SIEM/SOC、脆弱性管理、ログ保存など5領域の強化★3の前段として段階的に進めたい企業
★3専門家確認付き
自己評価
要求事項26項目。2027年3月頃 運用開始見込み大手の取引先を持つ中小サプライヤー
★4第三者評価要求事項43項目。2027年3月頃 運用開始見込み重要インフラ・防衛関連のサプライチェーン
★5第三者評価最高位。NIST SP 800-171など国際基準との整合が想定される国際的なサプライチェーンの中核企業

要求事項の一覧は分かった。では、自社は何が足りないのか?

記事を読んで全体像をつかんだ次に必要なのは、自社の現在地を要求事項に照らして測ることです。
BTNコンサルティングは、現状アセスメントからギャップ分析、技術対策の実装、申請サポートまでをワンストップでご支援しています。

よくある質問

SCS評価制度とは何ですか?

「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」の略称で、企業のセキュリティ対策の水準を★1から★5の5段階で格付けする制度です。サプライチェーン全体のセキュリティ底上げを目的としており、★3・★4は2027年3月頃の運用開始が見込まれています。

SCS評価制度への対応は法的な義務ですか?

法的な義務ではなく、罰則もありません。ただし自動車・半導体・金融などの業界で大手企業が取引先に★の取得を求める動きが進んでおり、取引要件として事実上の必須になりつつあります。詳しくは義務か?罰則・法的位置づけをご覧ください。

どの★レベルを目指すべきですか?

取引先からの要請水準によります。中小企業のサプライヤーで最も多く求められているのは★3(専門家確認付き自己評価、要求事項26項目)です。重要インフラや防衛関連のサプライチェーンに関わる場合は★4が求められることがあります。まず取引先に要求水準を確認することをおすすめします。

ISMSやPマークを取得済みですが、SCS評価制度も必要ですか?

目的と評価基準が異なるため、別途対応が必要です。ただしISMS取得済み企業は文書体系とセキュリティ基盤が整っているため、追加対応の範囲は限定的です。詳細はSCS vs ISMS vs Pマークで比較しています。

社内にセキュリティ専門家がいなくても取得できますか?

可能です。★3は自己評価方式のため、外部支援を活用して取得できます。Microsoft 365 Business Premiumを利用している企業であれば、MFA・EDR・ログ管理など要求事項の多くを既存ライセンスの設定で満たせるケースが多く見られます。

対応にはどのくらいの期間と費用がかかりますか?

★3の場合、現状のセキュリティ対策水準にもよりますが一般的に3〜6ヶ月です。費用は外部支援を使う場合で50万円程度からが目安となります。IT導入補助金やサイバーセキュリティお助け隊サービスの活用も可能です。内訳は対応費用ガイドで解説しています。

28本を読む前に、60分話しませんか

「取引先から★3を求められた」の一言から始めていただいて構いません。
現状をお聞かせいただき、必要な対応範囲・期間・概算費用を整理してお伝えします。