この記事の結論

★4は43要求事項の第三者評価が必要な高度なレベルです。まず★3を準拠した上で、追加の17項目への対応を計画的に進めましょう。準備期間は6〜9ヶ月が目安です。さらに上位の最高位レベルについては「SCS評価制度★5とは」をご覧ください。

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★4の概要

SCS評価制度の★4は、★3の26項目に加えてより高度な要求事項を含む計43項目について、評価機関による第三者評価と技術検証が求められるレベルです。★3と同じく2027年3月頃の運用開始が予定されています。

★4が求められる企業

経産省が発注者向けに示している基準案では、以下のいずれかに該当する受注者に★4の取得を求めることが想定されています。

  • ビジネス観点①:発注者の機密性の高い情報(技術情報、個人情報等)を取り扱う企業
  • ビジネス観点②:サービス停止が発注者の事業継続に重大な影響を与える企業
  • システム観点:発注者のシステムとネットワーク接続がある企業

★3との差分

項目★3★4
要求事項数26項目43項目
評価方法自己評価第三者評価
ガバナンス方針策定・責任者指定+定期的なリスク評価、経営層レビュー
技術対策MFA、パッチ管理、EDR+ネットワーク監視、脆弱性管理、暗号化の高度化
インシデント対応対応計画の策定+訓練の実施、外部連携体制、フォレンジック準備
サプライチェーン管理委託先への要件提示+委託先のセキュリティ状況の定期評価

要求事項の領域

★4の追加要求事項は、★3の6領域を深掘りする形で構成されています。

  • ガバナンス:定期的なリスクアセスメント、セキュリティ投資計画、経営層へのレビュー報告
  • リスクの特定:資産管理の網羅性向上、脆弱性の継続的な把握
  • 防御:ネットワークセグメンテーション、特権アカウント管理、暗号化基準の厳格化
  • 検知:ログの相関分析、SOC的な監視機能、異常検知の自動化
  • 対応・復旧:インシデント対応訓練の定期実施、フォレンジック対応の準備、事業継続計画との連携
  • サプライチェーン:委託先のセキュリティ対策状況の定期評価、契約でのセキュリティ要件の明確化

準備ロードマップ

時期アクション
今すぐ★3の26項目を先に準拠し、基礎固め
3ヶ月以内43項目と自社のギャップ分析を実施
6ヶ月以内未対応項目への技術的・組織的対策を実装
9ヶ月以内第三者評価を受けるための証跡・文書を整備
2027年3月頃〜★4の運用開始後、第三者評価を受審し★4を取得
★4取得を支援します

BTNコンサルティングでは、★4取得に向けた第三者評価対応・追加技術対策・文書整備をサポートしています。
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よくある質問

★4はどんなレベルですか?

★3の26項目に加えてより高度な要求事項を含む計43項目について、評価機関による第三者評価と技術検証が求められるレベルです。★3と同じく2027年3月頃の運用開始が予定されています。

どんな企業が★4を求められますか?

発注者の機密性の高い情報(技術情報、個人情報等)を取り扱う企業、サービス停止が発注者の事業継続に重大な影響を与える企業、発注者のシステムとネットワーク接続がある企業です。

★3との差分は何ですか?

ガバナンスでは方針策定・責任者指定に加えて定期的なリスク評価と経営層レビュー、技術対策ではMFA・パッチ管理・EDRに加えてネットワーク監視・脆弱性管理・暗号化の高度化、インシデント対応では計画策定に加えて訓練の実施が求められます。

どんな順序で準備しますか?

今すぐ★3の26項目に準拠して基礎を固め、3ヶ月以内に43項目とのギャップ分析、6ヶ月以内に未対応項目への技術的・組織的対策の実装、9ヶ月以内に第三者評価を受けるための証跡・文書を整備します。

まとめ

★4は43要求事項の第三者評価が必要な高度なレベルです。まず★3を準拠した上で、追加の17項目への対応を計画的に進めましょう。準備期間は6〜9ヶ月が目安です。さらに上位の最高位レベルについては「SCS評価制度★5とは」をご覧ください。

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BTNコンサルティング 編集部

株式会社BTNコンサルティング|情シス365 運営

Microsoft 365・Google Workspace導入支援、IT-PMI(M&A後のIT統合)、セキュリティ対策を専門とするITコンサルティング企業。中小企業の「ひとり情シス」を支援し、ITの力で経営課題を解決します。