この記事の結論

IT関連サービスの費用は、情シス代行で月額10万〜60万円、ITコンサルで月額30万円〜、M365導入で初期30万円〜と幅広く、いずれも「対象範囲」によって大きく変わります。金額の絶対値だけでなく、含まれる業務範囲・SLA・3年総額(TCO)で比較することが、失敗しない費用判断の鍵です。自社の課題に合わせて必要なサービスを見極め、相見積もりの条件を揃えて検討しましょう。

「情シス代行はいくらかかる?」「ITコンサルの相場は?」——IT関連サービスは料金体系が分かりにくく、相見積もりを取っても妥当性が判断しづらいものです。本記事では、情シスアウトソーシング・ITコンサルティング・Microsoft 365導入・セキュリティ対策・クラウド移行の費用相場を2026年版でまとめて整理し、料金の見方と失敗しない選び方を解説します。

本記事の使い方

以下の金額はあくまで中小企業における一般的な目安です。実際の費用は企業規模・対象範囲・要件によって変動します。各サービスの詳細記事へのリンクも用意しているので、深掘りしたい項目はあわせてご覧ください。

IT関連サービスの費用相場 早見表

サービス費用相場の目安課金形態
情シスアウトソーシング/代行月額 10万〜60万円月額固定/従量
ITコンサルティング月額 30万〜100万円超/時間単価 1.5万〜5万円顧問・プロジェクト
Microsoft 365 導入支援初期 30万〜150万円+ライセンス費初期+月額
セキュリティ対策(EDR等)月額 数百円〜1,500円/台+運用費台数課金+運用
クラウド移行(サーバー等)30万〜300万円超(規模次第)プロジェクト

情シスアウトソーシング/情シス代行の費用

「ひとり情シス」の補完や、情シス機能そのものの委託に使われるサービスです。料金は対応範囲(ヘルプデスクのみ〜戦略立案まで)で大きく変わります。

プラン月額目安主な範囲
ライト10万〜20万円ヘルプデスク・問い合わせ対応中心
スタンダード30万〜40万円運用管理・アカウント管理・資産管理
セキュリティ強化40万〜50万円上記+セキュリティ運用・監視
フルサポート50万〜60万円超戦略立案・ベンダー管理まで一括

参考までに、当社「情シス365」は必要な時間数に応じた月額制で、IT顧問プランが月10万円/月5時間〜、運用支援が月12万円/月10時間〜、専任体制が要お見積りです。初期費用はなく、契約時間を超過した分は割増なく同じ単価で精算します。料金の内訳や比較は「ITアウトソーシングの費用」「情シス代行の選び方」で詳しく解説しています。

関連サービス

情シス体制の不足は、採用よりもアウトソーシングのほうが早く確実に埋まるケースが多くあります。情シス365は月額12万円からご利用いただけます。

ITアウトソーシング を見る →

ITコンサルティングの費用

IT戦略・DX推進・システム選定などの上流を支援するサービス。料金形態は主に3つです。

  • 顧問契約(月額):30万〜100万円超/月。継続的な助言・伴走
  • プロジェクト型:100万〜数百万円/案件。システム選定や移行計画など
  • 時間単価(スポット):1.5万〜5万円/時間。コンサルの役職・専門性で変動

詳細は「ITコンサルの費用相場」を参照してください。SIerとの違いや費用感の比較は「ITコンサルとSIerの違い」で整理しています。

Microsoft 365 導入支援の費用

ライセンス費(ユーザー単価の月額)に加えて、初期構築・移行の支援費が必要です。

項目費用目安備考
初期構築・設定30万〜80万円テナント構築・セキュリティ初期設定
データ移行30万〜150万円メール・ファイルの移行量で変動
ライセンス費月額 数百円〜数千円/人Business Basic〜Premium等

ライセンスの選び方は「M365ライセンスの選び方」、導入支援の進め方は「M365導入支援ガイド」をご覧ください。

セキュリティ対策の費用

EDR・メールセキュリティ・監視(SOC)などは、台数課金+運用費が基本です。中小企業ではMicrosoft 365 Business Premiumに含まれる機能で大半をカバーでき、コストを抑えられます。第三者監視(MSS/SOC)を加える場合は月額数十万円〜が目安です。詳しくは「マネージドセキュリティサービス(MSS)ガイド」を参照してください。

クラウド移行の費用

オンプレミスのサーバーやファイルサーバーをクラウドへ移行するプロジェクト費用は、対象システムの数・データ量・複雑さで大きく変動します。小規模なファイルサーバー移行で30万〜、基幹システムを含む大規模移行では数百万円規模になります。総保有コスト(TCO)での比較が重要です。「クラウド移行コストとTCO」で考え方を解説しています。

失敗しない費用判断の3つのポイント

  1. 「対象範囲」を見積書で揃える:相見積もりは金額だけでなく、含まれる業務範囲・対応時間・SLAを揃えて比較する
  2. 初期費用と継続費用を分けて見る:安い月額でも初期費用が高い、逆もある。3年総額(TCO)で判断する
  3. 「安かろう悪かろう」を避ける:極端に安いサービスは対応範囲が狭い、レスポンスが遅いことも。自社の課題に合うかを優先する
まずは現状のIT費用を診断

「今のIT費用が高いのか安いのか分からない」という方へ。現状のコスト構造を可視化し、最適化の余地を診断します。
→ 中小企業のIT費用診断
→ ITアウトソーシング費用の比較

BTNコンサルティングの支援

「自社に必要なサービスはどれか」「予算に対して何を優先すべきか」——費用の妥当性を含めて、中立的な立場でご相談に応じます。情シスアウトソーシング(情シス365)、ITコンサルティング、M365導入、セキュリティ対策まで、必要な範囲だけを組み合わせてご提案します。

料金・サービス内容のご相談

見積もりの妥当性チェックだけでも歓迎です。まずは60分無料相談で現状をお聞かせください。
→ 情シス365 サービス詳細
→ ITコンサルティング サービス詳細

よくある質問

ITサービスの費用相場はどのくらいですか?

情シスアウトソーシング/代行が月額10万〜60万円、ITコンサルティングが月額30万〜100万円超または時間単価1.5万〜5万円、Microsoft 365導入支援が初期30万〜150万円+ライセンス費が目安です。

情シス代行のプラン別費用は?

ライトが月額10万〜20万円(ヘルプデスク・問い合わせ対応中心)、スタンダードが30万〜40万円(運用管理・アカウント管理・資産管理)、セキュリティ強化が40万〜50万円、フルサポートが50万〜60万円超(戦略立案・ベンダー管理まで)です。

Microsoft 365導入支援の内訳は?

初期構築・設定(テナント構築、セキュリティ初期設定)が30万〜80万円、データ移行(メール・ファイルの移行量で変動)が30万〜150万円、これにライセンス費が月額数百円〜数千円/人加わります。

見積もりを比較するコツは?

相見積もりは金額だけでなく、含まれる業務範囲・対応時間・SLAを揃えて比較します。安い月額でも初期費用が高い(逆もある)ため、3年総額(TCO)で判断し、極端に安いサービスは対応範囲や品質を必ず確認します。

まとめ

IT関連サービスの費用は、情シス代行で月額10万〜60万円、ITコンサルで月額30万円〜、M365導入で初期30万円〜と幅広く、いずれも「対象範囲」によって大きく変わります。金額の絶対値だけでなく、含まれる業務範囲・SLA・3年総額(TCO)で比較することが、失敗しない費用判断の鍵です。自社の課題に合わせて必要なサービスを見極め、相見積もりの条件を揃えて検討しましょう。