ライセンスが多すぎてわからない

M365のライセンスは種類が多く「どれを選べばいいのかわからない」という声が最も多い相談のひとつです。中小企業(300名以下)の選択肢は基本的にBusiness Basic、Business Standard、Business Premiumの3つです。

3プラン比較

機能Basic
(¥899/月)
Standard
(¥1,874/月)
Premium
(¥3,298/月)
Officeデスクトップ版×(Web版のみ)
Exchange / Teams / SharePoint
OneDrive(1TB)
MFA
条件付きアクセス××
Intune(デバイス管理)××
Defender for Business(EDR)××
最大ユーザー数300名300名300名

判断基準

こんな企業は…推奨プラン
Officeはブラウザ版だけでOK。コスト最優先Business Basic
Word/Excel/PowerPointのデスクトップ版が必要Business Standard
テレワークがある、セキュリティを強化したい、PC管理をしたいBusiness Premium
取引先からセキュリティ対策を求められているBusiness Premium
💡 迷ったらBusiness Premium

StandardとPremiumの差額は月約1,400円/人。この差額で条件付きアクセス、Intune、EDRが手に入ります。セキュリティ専門製品を個別導入するより圧倒的に安く、「後からセキュリティ製品を追加する」より最初からPremiumにする方がトータルコストは低くなります。

費用シミュレーション

人数Basic(年額)Standard(年額)Premium(年額)
10名約10.8万円約22.5万円約39.6万円
30名約32.4万円約67.5万円約118.7万円
50名約53.9万円約112.4万円約197.9万円
100名約107.9万円約224.9万円約395.8万円

よくある選び方の間違い

  • 「全員Basicで十分」:Officeデスクトップ版がないため、Excel/Wordのマクロやアドインが使えない。業務に支障が出るケースが多い
  • 「セキュリティは後から考える」:後からPremiumに上げると再設定が必要。最初からPremiumの方が手戻りがない
  • 「一部の人だけPremium」:セキュリティは「全員に適用」しなければ穴ができる。特にMFA・条件付きアクセスは全ユーザーに適用が前提

まとめ

中小企業はBusiness Standard(デスクトップ版Officeが必要な場合)またはBusiness Premium(セキュリティも重視する場合)を選びましょう。迷ったらPremiumです。月1,400円/人の差額でセキュリティ基盤が丸ごと手に入ります。

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BTNコンサルティング 編集部

株式会社BTNコンサルティング|情シス365 運営

Microsoft 365・Google Workspace導入支援、IT-PMI(M&A後のIT統合)、セキュリティ対策を専門とするITコンサルティング企業。中小企業の「ひとり情シス」を支援し、ITの力で経営課題を解決します。