本チェックリストの使い方

Microsoft 365テナントのセキュリティ設定を定期的に確認するためのチェックリストです。情シス担当者が1人でも実施できるよう、確認すべき設定項目と確認方法をまとめています。四半期に1回程度の実施を推奨します。

Entra ID(認証・ID管理)

#チェック項目確認場所
1全ユーザーにMFAが適用されているかEntra ID → セキュリティ → MFA
2条件付きアクセスポリシーが有効かEntra ID → 条件付きアクセス
3グローバル管理者が最小人数(2〜3名)かEntra ID → ロールと管理者
4ゲストアカウントの棚卸し(不要なゲストがないか)Entra ID → ユーザー → ゲストユーザー
5レガシー認証がブロックされているか条件付きアクセスポリシー
6セルフサービスパスワードリセット(SSPR)が有効かEntra ID → パスワードリセット

Exchange Online(メール)

#チェック項目確認場所
7SPF/DKIM/DMARCが正しく設定されているかDNS設定 + Exchange管理センター
8外部メール転送がブロックされているかExchange管理センター → メールフロー
9マルウェア対策ポリシーが有効かMicrosoft Defender → ポリシー
10フィッシング対策ポリシーが有効かMicrosoft Defender → ポリシー

SharePoint / OneDrive

#チェック項目確認場所
11外部共有の設定が適切か(許可範囲の確認)SharePoint管理センター → 共有
12「組織内の全員」で共有されたファイルがないかSharePoint → 各サイトの権限
13ゲストの共有リンクに有効期限が設定されているかSharePoint管理センター → 共有

Teams

#チェック項目確認場所
14外部ユーザーとのチャット・会議の許可範囲が適切かTeams管理センター → 外部アクセス
15ゲストアクセスの許可範囲が適切かTeams管理センター → ゲストアクセス
16不要なチーム・チャネルが放置されていないかTeams管理センター → チーム一覧

Intune(デバイス管理)

#チェック項目確認場所
17コンプライアンスポリシーが設定されているかIntune管理センター → コンプライアンス
18非準拠デバイスへのアクセスがブロックされているか条件付きアクセス連携
19BitLocker(Windows)/ FileVault(Mac)が有効かIntune → デバイス構成
20Windows Update / macOS更新が配布されているかIntune → ソフトウェア更新

まとめ

このチェックリストの20項目を四半期ごとに確認することで、M365テナントのセキュリティを継続的に維持できます。最も重要な3項目は「MFA全ユーザー適用」「SPF/DKIM/DMARC設定」「外部共有設定の確認」です。

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BTNコンサルティング 編集部

株式会社BTNコンサルティング|情シス365 運営

Microsoft 365・Google Workspace導入支援、IT-PMI(M&A後のIT統合)、セキュリティ対策を専門とするITコンサルティング企業。中小企業の「ひとり情シス」を支援し、ITの力で経営課題を解決します。