ITコンサルとDXコンサルの関係
ITコンサルはITインフラやシステムの最適化を中心に支援するのに対し、DXコンサルはデジタル技術を活用したビジネスモデル・業務プロセスの変革を支援します。ITコンサルが「守り」のIT(安定運用、セキュリティ)に強いとすれば、DXコンサルは「攻め」のIT(新規事業、業務改革)に重点を置きます。
比較表
| 項目 | ITコンサル | DXコンサル |
|---|---|---|
| 目的 | IT環境の最適化・安定運用 | デジタルによるビジネス変革 |
| 守備範囲 | インフラ、セキュリティ、システム導入、IT運用 | 事業戦略、業務プロセス改革、AI/データ活用、新規事業 |
| 対象レイヤー | 技術・システム層が中心 | 事業・組織・プロセス層が中心 |
| 典型的な課題 | 「クラウド移行したい」「セキュリティを強化したい」 | 「業務を根本から見直したい」「AIで新サービスを作りたい」 |
| アウトプット | システム設計書、セキュリティ方針、運用手順書 | DX戦略、業務フロー改善案、PoC、データ分析基盤 |
| 人材の特徴 | ITインフラ・システムの専門家 | ビジネス×デジタルの戦略家 |
どちらに相談すべきか
| 課題 | 推奨 |
|---|---|
| Microsoft 365を導入したい | ITコンサル |
| ランサムウェア対策を強化したい | ITコンサル |
| AIを使って業務を自動化したい | DXコンサル |
| 紙の業務をデジタル化したい | DXコンサル(またはITコンサル) |
| M&A後のIT環境を統合したい | ITコンサル |
| データを活用した経営判断をしたい | DXコンサル |
| 情シスの負担を減らしたい | ITコンサル(情シスアウトソーシング) |
境界は曖昧になっている
近年、ITコンサルがDX支援を行ったり、DXコンサルがITインフラの支援を行うケースが増えています。BTNコンサルティングでも「守りのIT」は情シス365、「攻めのIT」はAI365として、両方をカバーしています。重要なのは「どちらの看板か」ではなく、「自社の課題を解決できるか」です。
まとめ
ITコンサルは「ITインフラの最適化」、DXコンサルは「デジタルによるビジネス変革」が守備範囲です。自社の課題が「システムやインフラの問題」ならITコンサル、「ビジネスモデルや業務プロセスの変革」ならDXコンサルに相談しましょう。