この記事の結論

CMMC 2.0は米国防衛産業のサプライチェーン全体にセキュリティ認証を義務付ける制度です。日本の防衛産業に関わる企業はNIST SP 800-171への準拠を進めましょう。

CMMCとは

CMMC(Cybersecurity Maturity Model Certification)は、米国国防総省(DoD)がサプライチェーン上の企業に求めるサイバーセキュリティ成熟度の認証制度です。DoDとの契約に関わる企業は、CMMCの認証取得が契約条件となります。

CMMC 2.0は2024年12月に最終規則が公布され、段階的に適用が開始されています。

3つのレベル

レベル対象要件評価方法
Level 1FCI(連邦契約情報)を扱う企業15の基本的なセキュリティプラクティス自己評価
Level 2CUI(管理対象非機密情報)を扱う企業NIST SP 800-171 rev2の110管理策第三者評価(C3PAO)
Level 3高度な脅威に対抗する必要がある企業NIST SP 800-172の追加管理策政府主導の評価
関連サービス

セキュリティ対策は導入して終わりではなく、日々の運用と検知後の初動が成果を分けます。情シス365では Defender/Intune の運用も含めて、必要な時間数に応じた月額制(月12万円〜)でご支援しています。

情シス365(セキュリティ運用) を見る →

日本企業への影響

  • 防衛装備品のサプライチェーン:米国DoDと直接・間接的に取引する日本企業はCMMC認証が必要
  • 防衛省のNIST SP 800-171準拠要求:日本の防衛省も2023年度からNIST SP 800-171に基づくセキュリティ基準を適用
  • 民間への波及:防衛産業の基準が他の重要産業にも広がる可能性

対応の進め方

  • NIST SP 800-171の110管理策と自社の現状をギャップ分析
  • CUI(管理対象非機密情報)の特定と取扱いルールの策定
  • SSP(システムセキュリティ計画)とPOA&M(改善計画)の作成
  • C3PAO(認定第三者評価機関)による評価の準備

よくある質問

CMMCとは何ですか?

米国国防総省(DoD)がサプライチェーン上の企業に求めるサイバーセキュリティ成熟度の認証制度(Cybersecurity Maturity Model Certification)です。DoDとの契約に関わる企業は認証取得が契約条件となります。

CMMCのレベルはどう分かれていますか?

FCI(連邦契約情報)を扱う企業向けのLevel 1は15の基本的なセキュリティプラクティスで自己評価、CUI(管理対象非機密情報)を扱う企業向けのLevel 2はNIST SP 800-171 rev2の110管理策でC3PAOによる第三者評価が必要です。

日本企業にも関係しますか?

関係します。米国DoDと直接・間接的に取引する防衛装備品のサプライチェーン上の日本企業はCMMC認証が必要です。また日本の防衛省も2023年度からNIST SP 800-171に基づくセキュリティ基準を適用しており、民間への波及も想定されます。

何から着手すればよいですか?

NIST SP 800-171の110管理策と自社の現状のギャップ分析、CUI(管理対象非機密情報)の特定と取扱いルールの策定、SSP(システムセキュリティ計画)とPOA&M(改善計画)の作成の順に進めます。

まとめ

CMMC 2.0は米国防衛産業のサプライチェーン全体にセキュリティ認証を義務付ける制度です。日本の防衛産業に関わる企業はNIST SP 800-171への準拠を進めましょう。

E

BTNコンサルティング 編集部

株式会社BTNコンサルティング|情シス365 運営

Microsoft 365・Google Workspace導入支援、IT-PMI(M&A後のIT統合)、セキュリティ対策を専門とするITコンサルティング企業。中小企業の「ひとり情シス」を支援し、ITの力で経営課題を解決します。